1965-03-18 第48回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号
わが国における原子力船につきましてのこのような停泊基準といいますか、これにつきましては、現在原子力委員会の原子力船安全基準部会におきまして検討していただいておりますが、その際には、昨日御説明しましたサバンナ号の海湾操作書等も十分参考にしてやっておりますので、その問において考え方のそごはないものと考えております。
わが国における原子力船につきましてのこのような停泊基準といいますか、これにつきましては、現在原子力委員会の原子力船安全基準部会におきまして検討していただいておりますが、その際には、昨日御説明しましたサバンナ号の海湾操作書等も十分参考にしてやっておりますので、その問において考え方のそごはないものと考えております。
そこで、もう一つ付け加えたいことは、ここにサバンナ号の停泊基準というものが来ておるわけです。これは原文で来ておりますから、なんですけれども、この停泊基準というものはサバンナ号においても米国はちゃんとつくっておるわけなんです。その見地に立っても、一ぺん検討してもらいたいと思います。商船においてもそうです。だから軍艦においても非常に危険性を持っておると思うんです。われわれそういう心配を持つんです。
○岡小委員 最後に、これはこの前原子力委員会に資料の御提出を願っておった停泊基準について、原子力潜水艦のものがなかなか困難であろうと思いますが、一応あなた方の概念でも方針でもけっこうですから、お示しを願いたいと思います。来週、再来週非常に必要になりますので、そのことをお願いしておきます。
資料はもちろんそういうことも頭に置いてのことではあろうと思いますけれども、それではきっとわからないだろうから、サバンナ号の停泊基準によって作業してみた資料を地図の上にまるを書いて出せ、こういうお話でございましたが、これは一見簡単なようでございますけれども、とり方によってはなかなかむずかしいものでございますので、いろいろ苦心いたしておるわけでございます。
サバンナ号に関してはすでにAECは停泊基準を設けている、だからいわゆる低人口地域と申しますか、船と低人口地域と人口細密地域の距離というものが、少なくとも一・六マイル以上なければならないのだという、これはすでに事故を予想しての数字なんだね。だから、平常時におけるものではなく、事故を予想しての安全な基準というものはそういうものだ。
しかし、この前やはり資料として御提出をお願いしてあります、いわゆるサバンナ号の停泊基準ですね。あのサバンナ号の停泊基準は、原子力船の安全性にかかる停泊華準としてAECが考慮したものですが、あれは被曝総線量という概念からあの安全基準がきめられた。被曝総線量という概念は、一九五八年のICRPが初めて採用した概念です。それまでは個人の許容量というものが認められていた。
一つは、原子力潜水艦の安全性に関して、統一見解でその安全性を取りつけるということをお約束になったので、停泊基準の問題ですが、サバンナ号にしても、停泊地から少なくとも二マイル前後の半径内における人口は二十四時間以内に全部待避すべきだというかなりシビアな基準をアメリカの原子力委員会が出しておるようでありますが、さらに潜水艦の燃料は非常に高濃縮のウランでもあり、またサバンナ号のようなダブルコンテナーも持っておらないので
さらに、平和利用のためのサバンナ号、あの原子力船である、貨客船であるサバンナ号についても非常にシビアーな停泊基準というものがアメリカの原子力委員会において発表されておる。そうなってくると、サバンナ号の構造よりもさらに危険の度が強いといわれておる潜水艦であるだけに、この停泊については、さらに日本側としても安全保持の立場から明確な基準というものを持つ必要があると思う。
出してくれないから、原子力潜水艦の場合にはコンテナの問題なり、燃料の問題なりについては、危険度が高いという立場から、危険度の低い平和利用のための貨客船のサバンナ号でさえこういうシビアーな停泊基準を設けておるのだから、原子力潜水艦については一段と慎重を期すべきであろう、特に人口稠密な横須賀、佐世保の場合においてはしかり、だからどういう基準を持っておられるか、用意せられておるかということを聞いておるわけです
○石川委員 これは、アメリカ自体は非常に厳密に先ほどの停泊基準というものをきめておりながら、日本に対しては単なる休養のために寄らせるというふうに考えていいものかどうか、あるいはもっと軍事上の高い要求というものがあってそういうふうにせざるを得なかったかどうかということについて非常に疑問があると思うのです。だから、アメリカの態度というものはこの五項に大体尽きております。
まず第一段においては、横須賀、佐世保に原子力潜水艦が入港した場合において、アメリカのサバンナ号の停泊基準を採用するならば、この管理地域なりあるいは低密度人口地域なり、こういうものを設けた場合、どの程度の距離があり、それはあの都会地に対してどういうものになるのか、市街地図の上でひとつまるを書いて示してもらいたい。
それは、最近、御存じのように、サバンナ号がいよいよ就航するについて、停泊基準というものがいろいろ出てきておるわけです。この停泊基準の内容はこの前の委員会でも若干申し上げましたから略しますが、問題は、この管理区域というものは、ここに船があれば、その周辺に管理区域を置く。次には人口密度の少ない地域を設け、その次には今度は人口稠密な地帯を持ってくる。
あの距離を、今度は移動用原子炉だからというので距離を算定しないで、いわゆる二百万人−レムという全被曝線量というものを中心にこの停泊基準をきめたわけです。 この中に、たとえばこういうことが書いてある。管理区域というのがある。これは船とその周辺。それから低人口密度地域。私は時間がないから内容は言いませんが、よく読んでください。次は人口密集地域。